競馬YouTuberかく語りき

競馬YouTuber江分輪太のブログです。

「もし私が、今から新しくYouTubeで競馬チャンネルを始めるとしたら」その1

根っこの部分で、昨日の話に近いことを書く。

 

ツイッターをイジっていると、「競馬チャンネル始めました」みたいなツイートを見かけることがある。

「始めてみようかな」というのも、よく見る。

素晴らしいことだと思う。

ジャンジャンやってもらいたい。

いやマジで。

 

昨日の話で言うと、ゴールデン街はスペースとテナント数の兼ね合いから、現状約280の店舗数を増やすことは不可能。

(多くの開店希望者がテナントが空くのを待っている状態らしい)

一方、YouTubeの世界は無限。

必要最小限で言えば、グーグルのアカウントと、ネットに繋がるパソコンもしくはスマホを持っていれば動画投稿ができる。

若干、面倒な手続きを踏めば、すぐに収益を得ることだってできる・・・はずだった。

 

今年の1月、YouTube収益化についての新ルールが発表された。

例の「登録1,000人・4,000時間」ルール。

チャンネル登録者数1,000人と、過去1年間の再生時間数が4,000時間を超えていないと広告収入が得られないという、あれ。

 

当時「YouTube難民が溢れる」とか、あれこれ騒がれた。

これについては大きな誤解を生んだ。

この「1年間4,000時間」というのをギリギリクリアしている場合、あくまで概算だが年間8,000円~10,000円の収益といったところ。

元々、この条件をクリアしていないアカウントは、とてもじゃないが専業では食えていない、ということになる。

(もちろん私も専業では食えない)

 

そんなことより問題は今後、新規でアカウントを立ち上げた場合。

私は当初「新規でチャンネルを開設しても、最低1年間は無収益」と認識していた。

でもおそらく「1,000人・4,000時間」に到達した時点で、収益化の審査を申請すればいいのだと思う。

人によっては1ヶ月ぐらいでたどり着けるのではなかろうか。

 

裏返すと、人によっては永遠にたどり着けないのかもしれない。

(別に収益化ばかりがYouTubeの参加目的ではないとも思う)

 

昨日も書いた通り、競馬YouTuberというジャンルは、何十万人もの登録者数は難しいけど、1万人なら他ジャンルに比べると到達しやすい、と個人的には考えている。

やり方次第では、サッサと登録1,000人に達することも可能だろう。

 

この「やり方次第」については、他のジャンルには無い、競馬固有の特徴を踏まえる必要があると思う。

 

YouTubeのチャンネル登録者数増加については、

「とにかくコンスタントに動画をアップする」

という普遍のセオリーがある。

 

動画を定期的に、数多くアップすると過去の動画が蓄積されていく。

私も視聴者として経験があるが、たまたま誰かの動画を1本見て興味を持ち、その人の過去の動画も見ることがある。

そして何本か見た結果、

「これは面白い」「これは役に立つ」「新作も見たい」

とチャンネル登録をする。

この時、過去動画の再生回数もカウントされ、それが積み重なってチャンネルの底力アップに繋がる。

 

この点において、競馬というジャンルで決定的に言えること。

こと予想系の動画に関しては、

 

「そのレースが終わると、ほとんど誰も見ない」

 

ということである。

 

これ、私自身が毎週、重賞予想系の動画をアップし続けているので、身をもって知っている。

 

もちろん、「この人は過去のレースも当てているのかな、どんな予想をしているのかな」と検証する視聴者もいるとは思う。

ただ、圧倒的に少数派。

 

言われてみれば「当たり前だろ」という話かもしれないが、YouTubeの一般セオリーだけを踏まえ過ぎて気付かない人もいるかと思う。

 

 競馬チャンネルを新規で立ち上げようという人の中には、

 

「自分は馬券の予想に絶対的な自信がある」

「実際にいつも収支はプラスだし、高い的中率も誇っている」

「だから予想動画もすぐに好評を博すだろう」

 

と考える人がいることだろう。

そんな素晴らしい人、YouTubeで動画などアップしなくても馬券で稼ぎゃいいとは思うが。

 

で、例えば最近の私のように、日曜だか月曜に次週の重賞予想動画をアップしたとする。

また、追い切り後や馬番確定後の動画だったり、平場の予想動画をやるなら、どうしても木曜以降になるだろう。

 

ここでYouTubeの一般論に戻る。

 

よほど元からの有名人でもない限り、動画投稿を始めてからしばらくの間は、どうしても再生回数が伸びない。

しかし数ヶ月間、地道に動画を上げ続ければ、過去動画の再生も含め、ジワジワと伸びていく。

そして数が数を生み、あるところから上昇カーブが急になっていく。

「数ヶ月間」ジワジワと過去動画も見られ、「数ヶ月間で」チャンネル登録者数もジワジワと増え、そしてある地点からグワっと・・・。

 

もう何が言いたいかはお分かりだろう。

 

レース予想系の動画に、ジワジワを生む「数ヶ月間」は与えられないのである。

週の頭にアップしても5~6日、木曜や金曜に動画を上げようものなら2~3日で動画の旬が過ぎてしまう。

 

昨日も書いた、一定数存在する、

「競馬が好きで、かつYouTubeを見る層」

の目は、常に次の競馬へと向いている。

 

 だからたとえ、その動画内の予想が異常な精度を誇っていたとしても(それだけ当てる人のこと、きっと各ファクターが出揃う週末の更新になるだろう)、それがジワジワ広まる時間もないまま、当たっていることが知られないまま、ひっそりと埋もれていくわけである。

無論、サムネイルで的中をアピールするとか、あれこれ工夫をする余地もある。

ただ、そのサムネさえ、見られることなく埋もれていく。

 

さて、かなり能書きが過ぎたけど、タイトルの答え「私ならどう立ち上げるか」を・・・、

いや、明日にしよう。

 

ていうか何を偉そうに。