競馬YouTuberかく語りき

競馬YouTuber江分輪太のブログです。

「もし私が、今から新しくYouTubeで競馬チャンネルを始めるとしたら」その2

www.youtube.comさて、NHKマイルCの動画をアップしたところで、昨日の続きを偉そうに書いていこう。

 

要するに昨日の話は、

「新規で競馬チャンネルを始めるにあたり、予想系動画をコンスタントに上げていてもチャンネル登録や再生回数は伸びにくい」

ということだった。

(理由は昨日の記事をご参照ください)

 

では、競馬のチャンネル立ち上げ当初、どんな動画をアップすれば良いのか。

 

やはり、

「馬券術系」か「ぶっこみ系」

ということになる。

 

単純にインパクトを付与できる「ぶっこみ系」には資金力が必要となるので、広義として「馬券購入系」ということでも良いだろう。

つまり、高額を投じないのなら、何か斬新なアイデアをもって馬券購入の様を撮るのもアリだと。

ただし、かなりの斬新さは求められる。

「全レース、サイコロの目だけで馬券を買ってみた」

とかでは甘い。

(それでも、初期に予想系を上げるよりは良いと思う)

 

例えば、男女1名ずつの知人を伴って競馬場へ行く。

借金まみれの女と、貸金業の男を演じてもらい、

「この5万円を100万円にしないと彼女が連れ去られてしまう」

みたいな設定で・・・、

 

うーん、これじゃ安っぽいVシネマだな。

そもそも100万程度の借金でそんな状況にはならん。

 

ただどうであれ、

「他人がやっていないこと」

という観点は、競馬ジャンルに限らずYouTube全般で求められる。

 

あと、いずれにせよ動画の尺は短い方が良い。

(競馬の場合、3~6分ぐらいか)

ある程度、固定ファンがついた後なら長い動画でも見てもらえるが、最初はすべて新規顧客の目を惹かねばならない。

再生時間のノルマ「4,000時間」は、後からどうとでも追い付いてくる。

まずは見やすい短めの動画でチャンネル登録者数を増やすことが先。

 

「短時間の動画で、目を惹くタイトルとサムネイル」

 

これがすべてかもしれない。

 

馬券術系については特に、タイトルの付け方が重要になってくる。

人間は数字が好きな生き物。

的中率とか回収率を分かりやすい言葉と数字でタイトルに盛り込む。

私のデビュー作「4回に3回・・・」のタイトルは、それを意識して付けた。

(ウソはいけないので、短期間でもいいからちゃんと検証した数字を使うことは必須)

 

馬券術系動画は、ぶっこみ系ほど短期間ではバズらないけど、ジワジワは期待できる。

短い馬券ネタ動画をコンスタントに上げていれば、下手にレース予想動画を上げ続けるよりはチャンネル力も増していくと思う。

特に血統系は種牡馬がたくさんいてネタに困らず、短い動画をコンスタントにアップするのに適しているっぽい。

あとは独自の指数ネタとか。

 

その他、基本的なSEO対策は適当にネットで調べましょう。

 

試しにこっそりとザブチャンネルでも作ってみようかな、とか思う。

でも、本業と本アカに支障が出そうなのでやめておこう。

「もし私が、今から新しくYouTubeで競馬チャンネルを始めるとしたら」その1

根っこの部分で、昨日の話に近いことを書く。

 

ツイッターをイジっていると、「競馬チャンネル始めました」みたいなツイートを見かけることがある。

「始めてみようかな」というのも、よく見る。

素晴らしいことだと思う。

ジャンジャンやってもらいたい。

いやマジで。

 

昨日の話で言うと、ゴールデン街はスペースとテナント数の兼ね合いから、現状約280の店舗数を増やすことは不可能。

(多くの開店希望者がテナントが空くのを待っている状態らしい)

一方、YouTubeの世界は無限。

必要最小限で言えば、グーグルのアカウントと、ネットに繋がるパソコンもしくはスマホを持っていれば動画投稿ができる。

若干、面倒な手続きを踏めば、すぐに収益を得ることだってできる・・・はずだった。

 

今年の1月、YouTube収益化についての新ルールが発表された。

例の「登録1,000人・4,000時間」ルール。

チャンネル登録者数1,000人と、過去1年間の再生時間数が4,000時間を超えていないと広告収入が得られないという、あれ。

 

当時「YouTube難民が溢れる」とか、あれこれ騒がれた。

これについては大きな誤解を生んだ。

この「1年間4,000時間」というのをギリギリクリアしている場合、あくまで概算だが年間8,000円~10,000円の収益といったところ。

元々、この条件をクリアしていないアカウントは、とてもじゃないが専業では食えていない、ということになる。

(もちろん私も専業では食えない)

 

そんなことより問題は今後、新規でアカウントを立ち上げた場合。

私は当初「新規でチャンネルを開設しても、最低1年間は無収益」と認識していた。

でもおそらく「1,000人・4,000時間」に到達した時点で、収益化の審査を申請すればいいのだと思う。

人によっては1ヶ月ぐらいでたどり着けるのではなかろうか。

 

裏返すと、人によっては永遠にたどり着けないのかもしれない。

(別に収益化ばかりがYouTubeの参加目的ではないとも思う)

 

昨日も書いた通り、競馬YouTuberというジャンルは、何十万人もの登録者数は難しいけど、1万人なら他ジャンルに比べると到達しやすい、と個人的には考えている。

やり方次第では、サッサと登録1,000人に達することも可能だろう。

 

この「やり方次第」については、他のジャンルには無い、競馬固有の特徴を踏まえる必要があると思う。

 

YouTubeのチャンネル登録者数増加については、

「とにかくコンスタントに動画をアップする」

という普遍のセオリーがある。

 

動画を定期的に、数多くアップすると過去の動画が蓄積されていく。

私も視聴者として経験があるが、たまたま誰かの動画を1本見て興味を持ち、その人の過去の動画も見ることがある。

そして何本か見た結果、

「これは面白い」「これは役に立つ」「新作も見たい」

とチャンネル登録をする。

この時、過去動画の再生回数もカウントされ、それが積み重なってチャンネルの底力アップに繋がる。

 

この点において、競馬というジャンルで決定的に言えること。

こと予想系の動画に関しては、

 

「そのレースが終わると、ほとんど誰も見ない」

 

ということである。

 

これ、私自身が毎週、重賞予想系の動画をアップし続けているので、身をもって知っている。

 

もちろん、「この人は過去のレースも当てているのかな、どんな予想をしているのかな」と検証する視聴者もいるとは思う。

ただ、圧倒的に少数派。

 

言われてみれば「当たり前だろ」という話かもしれないが、YouTubeの一般セオリーだけを踏まえ過ぎて気付かない人もいるかと思う。

 

 競馬チャンネルを新規で立ち上げようという人の中には、

 

「自分は馬券の予想に絶対的な自信がある」

「実際にいつも収支はプラスだし、高い的中率も誇っている」

「だから予想動画もすぐに好評を博すだろう」

 

と考える人がいることだろう。

そんな素晴らしい人、YouTubeで動画などアップしなくても馬券で稼ぎゃいいとは思うが。

 

で、例えば最近の私のように、日曜だか月曜に次週の重賞予想動画をアップしたとする。

また、追い切り後や馬番確定後の動画だったり、平場の予想動画をやるなら、どうしても木曜以降になるだろう。

 

ここでYouTubeの一般論に戻る。

 

よほど元からの有名人でもない限り、動画投稿を始めてからしばらくの間は、どうしても再生回数が伸びない。

しかし数ヶ月間、地道に動画を上げ続ければ、過去動画の再生も含め、ジワジワと伸びていく。

そして数が数を生み、あるところから上昇カーブが急になっていく。

「数ヶ月間」ジワジワと過去動画も見られ、「数ヶ月間で」チャンネル登録者数もジワジワと増え、そしてある地点からグワっと・・・。

 

もう何が言いたいかはお分かりだろう。

 

レース予想系の動画に、ジワジワを生む「数ヶ月間」は与えられないのである。

週の頭にアップしても5~6日、木曜や金曜に動画を上げようものなら2~3日で動画の旬が過ぎてしまう。

 

昨日も書いた、一定数存在する、

「競馬が好きで、かつYouTubeを見る層」

の目は、常に次の競馬へと向いている。

 

 だからたとえ、その動画内の予想が異常な精度を誇っていたとしても(それだけ当てる人のこと、きっと各ファクターが出揃う週末の更新になるだろう)、それがジワジワ広まる時間もないまま、当たっていることが知られないまま、ひっそりと埋もれていくわけである。

無論、サムネイルで的中をアピールするとか、あれこれ工夫をする余地もある。

ただ、そのサムネさえ、見られることなく埋もれていく。

 

さて、かなり能書きが過ぎたけど、タイトルの答え「私ならどう立ち上げるか」を・・・、

いや、明日にしよう。

 

ていうか何を偉そうに。

YouTuberっぽいことをしたくなかったり、してみたかったり

割とYouTube自体は5、6年ぐらい前から見ている。

今どき誰だってそうだろうけど。

 

前にも書いたけど、3年半ほど前、初めて動画を作った頃は、YouTube攻略法みたいな動画もよく見た。

グーグルで検索すれば「チャンネル登録者数を増やす方法」的な記事もたくさん出てくる。

 

この手の記事、まともなやつだと大抵のオチは、

「オリジナリティがあって、人のためになる質の高い動画を作り続けることが一番大事」

ということになる。

そしてこれは確実に正しい。

 

私がそれを履行できているか、いささか疑問符のつくところだが、少なくとも心掛けてはいる。

 

競馬YouTuberとして、

 

「人と同じことはしない」

「予想は当たり外れがあるけど、少なくとも何かひとつでも後々役に立つことを盛り込む」

「時間が掛かってもいいから、見やすく聞きやすい動画を作る」

 

と常に考えている。

まだまだ満足はしていないけど。

 

話を戻すが、あの手のYouTube攻略記事には、

「プレゼント企画をやりましょう」

とか、

「他のYouTuberとコラボしましょう」

といった内容が含まれているものも多い。

 

後者についてはYouTube運営も推奨している。

確かにYouTubeの世界を傍から眺めていると、そういうコラボ動画もよく見かける。

 

私はいまだ、自分のことを「なんちゃってYouTuber」と思っている。

だから、どことなく、そういういかにもな「YouTuberっぽいこと」に抵抗がある。

要するに、そこまで躍起になってチャンネル登録数や再生回数を稼ぎにかかる様を見せたくない。

(先日、雑誌に載った際、できるだけ静かにしていたのも似たような理由)

 

実際、私には本業があり、それに支障が出ない範囲でYouTube活動を行っている。

ただもちろん、専業YouTuberの人たちが躍起になるのも当然だと思う。

生活が懸かっているんだもの。

 

ただ一方で最近「コラボはありかもな」とか考えたりもする。

思うところがあって。

 

3年ぐらい前だったか、ゴールデン街に通い始めた頃。

(実のところ、私のゴールデン街歴ってそんなもん)

 初めて入った競馬バー「エクリプス」で私は、ママのオーツカさんに、

「僕、ゴールデン街で競馬の店をやりたいと思ってるんっすよ」

などと口走った。

(今はそんなつもりも無い)

 

「それいいんじゃない。私ももっと競馬の店があっていいと思う」

 

とオーツカさんは言った。

つまるところ、近隣に同種の店が集まるのは悪いことじゃない、と。

秋葉原の電気街とか、お茶の水の楽器屋街だったりと同じ理屈だろう。

 

すると今、私が身を置いている競馬YouTube界。

ジャンル的に、何十万ものチャンネル登録者数は集まらない。

ただ、一定の「競馬好きで、かつYouTubeを見る」層がいて、他ジャンルに比べると1万人ぐらいの登録者数は集めやすいと思える。

(「他ジャンルと比べて」というだけで、決して簡単なことではない)

メジャー過ぎずマイナー過ぎず、ちょうど良いニッチさの塩梅。

 

どことなくゴールデン街と似ている。

あの街には約280件の店が狭いエリア内にひしめき合い、ある種のコアな酒好きが集まっている。

(外国人観光客と、怖いもの見たさで来る日本人の一見客も多いけど)

そして、あの街の店主は皆、特に初心者の客に対し「他の店にも行った方がいいよ」と言う。

お勧めの他店を紹介したりもする。

狭い村社会の中で店主たちは、お客たちに街全体を好きになってもらおうと励んでいる。

店主たちの横の繋がりも異様に深い。

 

それと同じことを今、競馬YouTube界に思ったりする。

ジャンル自体がもっとメジャーになっていかねばならないのでは、と。

 

このジャンル、コラボとかって、あまりしていない感じがする。

同業他者さんの動画ってサムネイルぐらいしか見ないので、偉そうに断言はできないけど。

まあ、このジャンルが持つ特性も影響していると思う。

顔出しも必須じゃないし、コラボする意味もあまり無いのかもしれない。

私も自分のアカウントのことだけを考えると、まったくもってそう思う。

一人で好きに動画を作るのが一番楽だもの。

 

でも、ジャンル全体の繁栄を考える時、特に、ある程度、数を持っている競馬YouTuberは、もっとコラボした方がいいのかもしれない。

何せこのジャンルには「馬券対決」とか「予想座談会」とか、コラボにはおあつらえ向きな種目がある。

 

ジャンル自体が繁栄すれば、それはきっと自分にも返ってくる。

 

とか、そんなことを考えながら、今日は仕事をしていた。

 

今すぐ、何かをこうしよう、ああしよう、という話ではない。

ただ何となく思っただけ。

 

ただ、1ヶ月先、2ヶ月先のことなんて分からない。

 

この先、私が何をやっているか、私も知らない。

「競馬との出会い」その2

www.youtube.com金曜ライブにお付き合い頂いた皆さま、ありがとうございました。

 

昨日の話の続き。

 

競馬を始めて2ヶ月。

野球部やら金銭的やら、そうそう毎週馬券を買えたわけではなかったが、ミホノブルボンが勝った朝日杯を眺めつつ、暮れが迫っていた。

 

当時は有馬記念の前の週にスプリンターズSが行われていた。

その当日、私は5千円を握りしめてウインズにいた。

スプリンターズSで3千円を無くした後、残った2千円で西のメイン、阪神牝馬特別枠連を2点買った。

これが当たった。

枠連4,130円。

人気馬エイシンウィザードが入った7枠からの2点流しだったが、10番人気と14番人気の8枠をなぜ買えたのか、未だに憶えていない。

 

適当だったのだろう。

 

その後、有馬記念の週末まで野球部の合宿だった。

夜な夜な後輩に金を渡し、ビールやらつまみを買いにパシらせた。

(時効なのをいいことに、昨日からロクでもない話ばかり書いている)

 

競馬と出会い、初めて迎える有馬記念

毎晩、スポーツ新聞の特集号を見て過ごした。

 

有馬記念当日、私は淀の競馬場にいた。

いわゆるパークウインズ

もう興奮して何が何だか分からず、馬連やら枠連やらをチマチマと買い、8枚ぐらいの馬券を持っていた。

 

メジロマックイーンが2着に来たのは分かったが、勝ったのは何だありゃ?

「そんな馬、出ていたの?」という8番ダイユウサク

 

ただ、私は好きなことに対しては根っからのマメな性格。

念のため、握りしめていた馬券をその場ですべてあらためた。

なぜか持っていた、馬連1-8を800円。

枠連1-8と買い間違えた馬連

マックイーンの1枠と、メジロライアン・カリブソングの8枠。

 

60,800円の払い戻しを手にした。

2週の合計だと10万を超える額。

17歳にとっては実感の沸きづらい額。

 

当然の如く、年明けからの京都開催、毎週のように淀へ通い詰めた。

帰りにはいつも書店へ寄り、競馬の本や雑誌を買った。

 

これが私の、競馬オタク人生の始まりである。

「競馬との出会い」その1

競馬バーで飲んでいると「競馬と出会ったきっかけ」みたいな話をする機会が多くなる。

そしてそれは「親、友人、恋人、上司や同僚の影響」がほぼ大半を占めている。

 

私のきっかけは「雑誌」だった。

 

高校2年の秋。

何かエロい記事でも載っていないかものかと、自宅に置いてあった写真週刊誌を眺めていた。

競馬必勝法的な特集が載っていた。

単なる出目表、もちろん袋とじ。

しかし、当時の無垢な少年は「こんなんで金が増えるのか!」と感化された。

 

次の日曜、あれは高校の文化祭の日だった。

私は学校を抜け出し、自転車を祇園に向けて走らせた。

どこぞやのトイレで私服に着替え、カバンをコインロッカーに預けてウインズへ。

 

時は馬連発売開始の秋だったが、京都のウインズは単複と枠連しか売っていなかった。

しかも千円単位。

私は出目表の切り抜きを片手に、京都大賞典毎日王冠枠連を2点ずつ買った。

「おお、これで4千円が1万円以上になるのか」

 

そんなわけもなく外れた。

 

メジロマックイーン世紀の降着となった天皇賞秋をテレビで見た後、二度目の馬券購入となったのが菊花賞(当時は11月の第1週だった)。

その日は午前中が野球部の練習で、その帰り、ウインズに寄った。

皆から馬券を頼まれた。

そしてまた外れた。

レオダーバン菊花賞

 

次週、エリザベス女王杯で初めて馬券が当たった。

亡き岡潤一郎リンデンリリーが勝った女王杯。

枠連を4点買い、4千円が7千円になった。

友人に牛丼をご馳走した。

 

その2週後、ジャパンC当日、初めて競馬場へと足を運んだ。

野球部の仲間2名と。

今、思えば「練習は?」という感じだが、冬場に入り、休みも増えていたのだろう。

馬連が100円単位で買える!」と浮かれたのを憶えている。

 

JCではメジロマックイーンが4着に敗れ、6,670円ついた馬連を100円持っていた。

帰りに3人で焼き鳥を食べ、ビールを飲んだ。

老け顔の3人衆だったので、どこに入っても何も言われなかった。

 

とまあ、これが初めて馬券を買ってから2ヶ月弱の話。

ちょっと負けて、ちょっと勝って。

これだけなら、強烈にハマるきっかけとしては弱い。

(どっちにせよ趣味の一つにはなっていただろうが)

 

しかしその翌12月、決定的な出来事が待ち受けていたのである。

 

明日に続く。

 

競馬YouTuberと馬券

www.youtube.com遅くなりましたが青葉賞の予想動画をアップしました。

 

このところのマイクトラブルに伴い、今日も随分と手間取った。

仕事が休みだったので、夕方までに動画を作り終え、買い物がてら新宿へ出かけようと思っていたのだが・・・。

 

年明けから「SmartMike」というiPhone専用のワイヤレスマイクを使用している。

これがなかなか素晴らしい。

野外での映像撮影時に威力を発揮するマイクだけど、私は主にボイスレコーダーとして使っている。

 

このマイク、専用のアプリを使い、トークを収録した後、アプリ内で音声を合成するのだが、このところ、その合成中にアプリが落ちる。

2、3回に一度ぐらいの頻度で。

そして一度そうなると、その音声は合成できない。

つまりボツ。

 

こりゃたまらん、と、今日はあらゆる代替手段を試みた。

元々持っているボイスレコーダーを使ったり、別のスマホアプリをダウンロードして使ってみたりしたが、音質的にどれもSmartMikeには遠く及ばない。

おそらく、アプリが落ちるのはスマホ側に原因がありそうなんだけど、OSも最新だし、アプリも再DLしてみたりした。

他の余計なアプリをすべて削除したりもしたが、それでも直らない。

 

さて、どうしたものか。

 

とか、前フリが長くなったけど、今日は「YouTuberと馬券」というテーマ。

 

「競馬YouTuberなら馬券を買って見せろ」

という意見があるような気がする。

 

個人的には「どうだっていいのでは」と思う。

確かに、大金ブッコミ系の動画には一定層のファンがいて、競馬ファン以外からの視聴も含め、再生回数を稼げるジャンルだと思う。

 

そう、これはただジャンルの問題。

予想動画を上げているのなら馬券を買って見せろというのはおかしな話。

例えば、はたして競馬新聞のTMが、自分の馬券を逐一、世間一般に公開しているだろうか?

無論、テレビ番組でそういうことをしている人たちもいる。

ただそれは、番組上の企画だから。

 

競馬のYouTube動画だから、(できれば大金で)馬券を買って公開すべき、というのは、かなり間違ったパブリックイメージだと思う。

そういう動画で再生回数を稼ぐのもまた一興だし、細々と予想だけをやる動画も一興だと思う。

要するに、YouTubeのルールに沿ってさえいれば、どんな動画を作ろうと人の自由。

 

ブッコミ動画が好きな人は、そういうのだけを見ればいい。

それだけの話。

 

世の中の競馬ファンの大半は普通の給料取りだと思う。

月収でいうと手取り15~40万といったところ。

無論、私もその中の一人。

既婚者であれば、それなりに稼いでいても、馬券に使える小遣いは限られてくるだろう。

 

ブッコミ動画は、そういった人々の「自分にできないことをやってる!」という興味を引くのに、とても手っ取り早い。

グリーンチャンネルの「競馬場の達人」でも、大物ゲストが大金をぶち込んでいるのを見るとワクワクするもんね。

 

当然ながら私も毎週、必ず馬券を買っている。

しかし細々とした金額で。

土日トータルで「1万円負けた」「5千円勝った」と騒いでいるレベル。

何か問題でも?という話。

問題があるなら、とっくの昔に馬券は千円単位になっている。

 

競馬ファンの大半を占める月収15~40万ぐらいの人たちって、皆ほとんどそういう遊び方をしていると思う。

私も20年以上、競馬をやってきて、中には先天的なギャンブラー気質の人も見てきた。

ボーナスが入ると、全額単複にぶち込むような人。

そういう人はいつか破綻して、そのうち競馬から離れていく。

いや、競馬ができなくなるのである。

 

つまり、競馬が10回やって9回当たる遊びであれば、そういう人も救われるだろう。

でも実際はそうじゃない。

たまたま1回、50万が500万になっても、それは続かない。

 

こんな面白い遊び、細々と続けたもの勝ちだと思う。

競馬場に行くと、70、80の爺さん婆さんらが、小銭を握りしめて遊んでいる。

私は彼らに尊敬の眼差しを向ける。

きっと皆、40年50年、細々と競馬を続けてきたのだと思う。

競馬ファンとして勝ち組。

 

競馬は100円さえあれば参加できる。

0円と100円は大きな違いで、とにかく100円でも賭けていれば熱くなれる。

5,000円もあれば1日遊べる。

 

私の動画を見てくれている方々は、きっとそんな競馬自体のゲーム性を、そして楽しみ方を知っている人たちだと信じたい。

大金を賭けないと熱くなれないような、生粋のギャンブル狂いではなく。

 

とか言いながら、そのうち、馬券を買う動画も作るんだけどね。

マメな屁理屈家

天皇賞春の動画がYouTubeの急上昇に入った。

この春5回目。

そして先ほど、チャンネル登録者数が23,000人に到達。

どちらもありがたいことである。

 

動画を作り始めた時、

「こんな理屈っぽい人間の動画を誰が見るのだろうか」

と思ったのが正直なところ。

 

ただどうやら、こと競馬という種目においては、この理屈っぽさが良いのかもしれない。

それだけ競馬は、どれだけ理屈をこねてもこね切れないほど、複雑で難しいということなんだと思う。

そして、その理屈っぽい動画を喜んで見てくれている人たちというのは、競馬を突き詰めて考えることの面白さを知っている、真っ当な競馬ファンなのかもしれない。

 

「人の個々の本質は10歳までに現れる」

 

後にプロ野球選手になるような子供は、毎日、一人で飽きもせず壁にボールを投げて遊んでいたりする。

後にミュージシャンになるような子供は、幼い頃から楽器をおもちゃ代わりにして遊んでいたりする。

後にお笑い芸人になるような子供は、小学生時分からクラスのみんなを笑わせることに躍起になっていたりする。

無論、どの世界においても10代半ばあたりからの環境や努力で作られる素養というのもある。

ただ、才能や運が足りず、環境にも恵まれず、プロにはなれなかったにせよ、先に挙げた彼らは大人になってからもきっと、草野球を楽しみ、アマチュアバンドやソロで演奏を楽しみ、職場で同僚を笑わせているはずだ。

 

さて、10歳の私はどうだったのか。

 

ひたすら父親から「屁理屈ばかり言うな」と叱られていた。

先日亡くなった母親が「あんたは頭がええからそう言われるんや」とかばってくれていたのが救いだった。

 

そして、ファミコンの「ベースボール」というゲームを、ノートに打率や防御率を集計しながら遊んでいた。

ファミスタ」が発売される前、まだ選手のパラメーターも備わっていない頃の野球ゲームである。

(ランダムに右バッターが出てきても「よし次はバースだ」と言いながらコントローラーを握っていた)

 

今の私と何も変わらないではないか。

「マメな屁理屈家」

私という人間を現すのにふさわしい。

 

そういえば、ゴールデン街という酒場も屁理屈家向きの場と言える。

ただ当然、好かれる屁理屈家と嫌われる屁理屈家に、はっきりと分かれる。

屁理屈を笑いに転化できるか、はたまた愚痴・嫌味におとしめてしまうかの違い。

あの街において嫌われる屁理屈家は「妖怪客減らし」と呼ばれ、最悪、店主から出禁を喰らったりもする。

 

私は常に、アッパー系でハッピーな屁理屈家であらねば、と自らを戒めて過ごしている。