競馬YouTuberかく語りき

競馬YouTuber江分輪太のブログです。

「競馬との出会い」その2

www.youtube.com金曜ライブにお付き合い頂いた皆さま、ありがとうございました。

 

昨日の話の続き。

 

競馬を始めて2ヶ月。

野球部やら金銭的やら、そうそう毎週馬券を買えたわけではなかったが、ミホノブルボンが勝った朝日杯を眺めつつ、暮れが迫っていた。

 

当時は有馬記念の前の週にスプリンターズSが行われていた。

その当日、私は5千円を握りしめてウインズにいた。

スプリンターズSで3千円を無くした後、残った2千円で西のメイン、阪神牝馬特別枠連を2点買った。

これが当たった。

枠連4,130円。

人気馬エイシンウィザードが入った7枠からの2点流しだったが、10番人気と14番人気の8枠をなぜ買えたのか、未だに憶えていない。

 

適当だったのだろう。

 

その後、有馬記念の週末まで野球部の合宿だった。

夜な夜な後輩に金を渡し、ビールやらつまみを買いにパシらせた。

(時効なのをいいことに、昨日からロクでもない話ばかり書いている)

 

競馬と出会い、初めて迎える有馬記念

毎晩、スポーツ新聞の特集号を見て過ごした。

 

有馬記念当日、私は淀の競馬場にいた。

いわゆるパークウインズ

もう興奮して何が何だか分からず、馬連やら枠連やらをチマチマと買い、8枚ぐらいの馬券を持っていた。

 

メジロマックイーンが2着に来たのは分かったが、勝ったのは何だありゃ?

「そんな馬、出ていたの?」という8番ダイユウサク

 

ただ、私は好きなことに対しては根っからのマメな性格。

念のため、握りしめていた馬券をその場ですべてあらためた。

なぜか持っていた、馬連1-8を800円。

枠連1-8と買い間違えた馬連

マックイーンの1枠と、メジロライアン・カリブソングの8枠。

 

60,800円の払い戻しを手にした。

2週の合計だと10万を超える額。

17歳にとっては実感の沸きづらい額。

 

当然の如く、年明けからの京都開催、毎週のように淀へ通い詰めた。

帰りにはいつも書店へ寄り、競馬の本や雑誌を買った。

 

これが私の、競馬オタク人生の始まりである。

「競馬との出会い」その1

競馬バーで飲んでいると「競馬と出会ったきっかけ」みたいな話をする機会が多くなる。

そしてそれは「親、友人、恋人、上司や同僚の影響」がほぼ大半を占めている。

 

私のきっかけは「雑誌」だった。

 

高校2年の秋。

何かエロい記事でも載っていないかものかと、自宅に置いてあった写真週刊誌を眺めていた。

競馬必勝法的な特集が載っていた。

単なる出目表、もちろん袋とじ。

しかし、当時の無垢な少年は「こんなんで金が増えるのか!」と感化された。

 

次の日曜、あれは高校の文化祭の日だった。

私は学校を抜け出し、自転車を祇園に向けて走らせた。

どこぞやのトイレで私服に着替え、カバンをコインロッカーに預けてウインズへ。

 

時は馬連発売開始の秋だったが、京都のウインズは単複と枠連しか売っていなかった。

しかも千円単位。

私は出目表の切り抜きを片手に、京都大賞典毎日王冠枠連を2点ずつ買った。

「おお、これで4千円が1万円以上になるのか」

 

そんなわけもなく外れた。

 

メジロマックイーン世紀の降着となった天皇賞秋をテレビで見た後、二度目の馬券購入となったのが菊花賞(当時は11月の第1週だった)。

その日は午前中が野球部の練習で、その帰り、ウインズに寄った。

皆から馬券を頼まれた。

そしてまた外れた。

レオダーバン菊花賞

 

次週、エリザベス女王杯で初めて馬券が当たった。

亡き岡潤一郎リンデンリリーが勝った女王杯。

枠連を4点買い、4千円が7千円になった。

友人に牛丼をご馳走した。

 

その2週後、ジャパンC当日、初めて競馬場へと足を運んだ。

野球部の仲間2名と。

今、思えば「練習は?」という感じだが、冬場に入り、休みも増えていたのだろう。

馬連が100円単位で買える!」と浮かれたのを憶えている。

 

JCではメジロマックイーンが4着に敗れ、6,670円ついた馬連を100円持っていた。

帰りに3人で焼き鳥を食べ、ビールを飲んだ。

老け顔の3人衆だったので、どこに入っても何も言われなかった。

 

とまあ、これが初めて馬券を買ってから2ヶ月弱の話。

ちょっと負けて、ちょっと勝って。

これだけなら、強烈にハマるきっかけとしては弱い。

(どっちにせよ趣味の一つにはなっていただろうが)

 

しかしその翌12月、決定的な出来事が待ち受けていたのである。

 

明日に続く。

 

競馬YouTuberと馬券

www.youtube.com遅くなりましたが青葉賞の予想動画をアップしました。

 

このところのマイクトラブルに伴い、今日も随分と手間取った。

仕事が休みだったので、夕方までに動画を作り終え、買い物がてら新宿へ出かけようと思っていたのだが・・・。

 

年明けから「SmartMike」というiPhone専用のワイヤレスマイクを使用している。

これがなかなか素晴らしい。

野外での映像撮影時に威力を発揮するマイクだけど、私は主にボイスレコーダーとして使っている。

 

このマイク、専用のアプリを使い、トークを収録した後、アプリ内で音声を合成するのだが、このところ、その合成中にアプリが落ちる。

2、3回に一度ぐらいの頻度で。

そして一度そうなると、その音声は合成できない。

つまりボツ。

 

こりゃたまらん、と、今日はあらゆる代替手段を試みた。

元々持っているボイスレコーダーを使ったり、別のスマホアプリをダウンロードして使ってみたりしたが、音質的にどれもSmartMikeには遠く及ばない。

おそらく、アプリが落ちるのはスマホ側に原因がありそうなんだけど、OSも最新だし、アプリも再DLしてみたりした。

他の余計なアプリをすべて削除したりもしたが、それでも直らない。

 

さて、どうしたものか。

 

とか、前フリが長くなったけど、今日は「YouTuberと馬券」というテーマ。

 

「競馬YouTuberなら馬券を買って見せろ」

という意見があるような気がする。

 

個人的には「どうだっていいのでは」と思う。

確かに、大金ブッコミ系の動画には一定層のファンがいて、競馬ファン以外からの視聴も含め、再生回数を稼げるジャンルだと思う。

 

そう、これはただジャンルの問題。

予想動画を上げているのなら馬券を買って見せろというのはおかしな話。

例えば、はたして競馬新聞のTMが、自分の馬券を逐一、世間一般に公開しているだろうか?

無論、テレビ番組でそういうことをしている人たちもいる。

ただそれは、番組上の企画だから。

 

競馬のYouTube動画だから、(できれば大金で)馬券を買って公開すべき、というのは、かなり間違ったパブリックイメージだと思う。

そういう動画で再生回数を稼ぐのもまた一興だし、細々と予想だけをやる動画も一興だと思う。

要するに、YouTubeのルールに沿ってさえいれば、どんな動画を作ろうと人の自由。

 

ブッコミ動画が好きな人は、そういうのだけを見ればいい。

それだけの話。

 

世の中の競馬ファンの大半は普通の給料取りだと思う。

月収でいうと手取り15~40万といったところ。

無論、私もその中の一人。

既婚者であれば、それなりに稼いでいても、馬券に使える小遣いは限られてくるだろう。

 

ブッコミ動画は、そういった人々の「自分にできないことをやってる!」という興味を引くのに、とても手っ取り早い。

グリーンチャンネルの「競馬場の達人」でも、大物ゲストが大金をぶち込んでいるのを見るとワクワクするもんね。

 

当然ながら私も毎週、必ず馬券を買っている。

しかし細々とした金額で。

土日トータルで「1万円負けた」「5千円勝った」と騒いでいるレベル。

何か問題でも?という話。

問題があるなら、とっくの昔に馬券は千円単位になっている。

 

競馬ファンの大半を占める月収15~40万ぐらいの人たちって、皆ほとんどそういう遊び方をしていると思う。

私も20年以上、競馬をやってきて、中には先天的なギャンブラー気質の人も見てきた。

ボーナスが入ると、全額単複にぶち込むような人。

そういう人はいつか破綻して、そのうち競馬から離れていく。

いや、競馬ができなくなるのである。

 

つまり、競馬が10回やって9回当たる遊びであれば、そういう人も救われるだろう。

でも実際はそうじゃない。

たまたま1回、50万が500万になっても、それは続かない。

 

こんな面白い遊び、細々と続けたもの勝ちだと思う。

競馬場に行くと、70、80の爺さん婆さんらが、小銭を握りしめて遊んでいる。

私は彼らに尊敬の眼差しを向ける。

きっと皆、40年50年、細々と競馬を続けてきたのだと思う。

競馬ファンとして勝ち組。

 

競馬は100円さえあれば参加できる。

0円と100円は大きな違いで、とにかく100円でも賭けていれば熱くなれる。

5,000円もあれば1日遊べる。

 

私の動画を見てくれている方々は、きっとそんな競馬自体のゲーム性を、そして楽しみ方を知っている人たちだと信じたい。

大金を賭けないと熱くなれないような、生粋のギャンブル狂いではなく。

 

とか言いながら、そのうち、馬券を買う動画も作るんだけどね。

マメな屁理屈家

天皇賞春の動画がYouTubeの急上昇に入った。

この春5回目。

そして先ほど、チャンネル登録者数が23,000人に到達。

どちらもありがたいことである。

 

動画を作り始めた時、

「こんな理屈っぽい人間の動画を誰が見るのだろうか」

と思ったのが正直なところ。

 

ただどうやら、こと競馬という種目においては、この理屈っぽさが良いのかもしれない。

それだけ競馬は、どれだけ理屈をこねてもこね切れないほど、複雑で難しいということなんだと思う。

そして、その理屈っぽい動画を喜んで見てくれている人たちというのは、競馬を突き詰めて考えることの面白さを知っている、真っ当な競馬ファンなのかもしれない。

 

「人の個々の本質は10歳までに現れる」

 

後にプロ野球選手になるような子供は、毎日、一人で飽きもせず壁にボールを投げて遊んでいたりする。

後にミュージシャンになるような子供は、幼い頃から楽器をおもちゃ代わりにして遊んでいたりする。

後にお笑い芸人になるような子供は、小学生時分からクラスのみんなを笑わせることに躍起になっていたりする。

無論、どの世界においても10代半ばあたりからの環境や努力で作られる素養というのもある。

ただ、才能や運が足りず、環境にも恵まれず、プロにはなれなかったにせよ、先に挙げた彼らは大人になってからもきっと、草野球を楽しみ、アマチュアバンドやソロで演奏を楽しみ、職場で同僚を笑わせているはずだ。

 

さて、10歳の私はどうだったのか。

 

ひたすら父親から「屁理屈ばかり言うな」と叱られていた。

先日亡くなった母親が「あんたは頭がええからそう言われるんや」とかばってくれていたのが救いだった。

 

そして、ファミコンの「ベースボール」というゲームを、ノートに打率や防御率を集計しながら遊んでいた。

ファミスタ」が発売される前、まだ選手のパラメーターも備わっていない頃の野球ゲームである。

(ランダムに右バッターが出てきても「よし次はバースだ」と言いながらコントローラーを握っていた)

 

今の私と何も変わらないではないか。

「マメな屁理屈家」

私という人間を現すのにふさわしい。

 

そういえば、ゴールデン街という酒場も屁理屈家向きの場と言える。

ただ当然、好かれる屁理屈家と嫌われる屁理屈家に、はっきりと分かれる。

屁理屈を笑いに転化できるか、はたまた愚痴・嫌味におとしめてしまうかの違い。

あの街において嫌われる屁理屈家は「妖怪客減らし」と呼ばれ、最悪、店主から出禁を喰らったりもする。

 

私は常に、アッパー系でハッピーな屁理屈家であらねば、と自らを戒めて過ごしている。

動画の音と声、そして春の天皇賞

www.youtube.com少し遅くなりましたが、どうにか天皇賞(春)の予想動画をアップしました。

 

昨日も書いた通り、今回、いつも使っているワイヤレスマイクの調子が悪く、随分と手間取った。

スライドショー自体は土曜に作り終えていただけに痛い出遅れ。

 

この動画のナレーション。

先日書いた「伝える」と「他YouTuberとの区別化」という点において、とても大事にしている部分。

できる限り良い音質をもって、ライブ的な一発録りではなく、しっかり滞りなく話す。

少しでも噛んだり詰まったりしたら録り直す。

前の自宅では近所の犬が突然吠え出して取り直しとかも頻繁にあった。

「1本の動画を作るのに8時間掛かる」という要因の一つがこれ。

あと、唾がくちゃくちゃ鳴らないよう、小まめに水を飲み、口腔内のコンディションを整えるとか。

 

予想が当たるとか当たらないとか、それはギャンブルだから時の運。

好不調の波があるのも当たり前。

プロ野球の一流バッターでも年間を通せば好不調の波はある。

って、私は競馬の一流バッターではないけど。

 

ただ、動画を作る中で、確実にできることはしっかりやりたい。

要するにバッティングの波はあるけど、当たり前のフライは当たり前に捕る、みたいな話。

 

せっかく時間を割いて見てくれる人に、できる限り見やすく聞きやすいものを提供する。

昨秋、コンスタントに動画を上げ始めてから、一貫してこだわっている部分。

まだまだ及ばない部分はあるけれど、今後も追及していきたく思う。

 

新しいマイクでも買おうかね。

桜祭り、そして滞る

祭りから帰宅して、台所の換気扇の下で煙草をくわえた。

ライターの調子が悪かったのでガスコンロの火を着け、煙草の先を火元に近づけた。

目の上のあたりでチリチリという音がした。

 

なんか春だな。

 

今日は朝から馬券を買いつつ、夕方までに天皇賞の動画を完成させようと思っていた。

ただ何げに時間が押したため、せめてナレーションの収録までを終えてから新宿へ向かおうと作業を進めていた。

f:id:eburinta:20180423022032p:plain

こういうソフトを使い、スライドショーを作ってからナレーションを録り、音声に合わせてスライドショーを調整するのが私の手順。

 

そんな夕方、録音用のワイヤレスマイクが不調をきたした。

説明するとまどろっこしいので詳細は省くが、とにかく全部やり直すはめになった。

 

祭りだからしょうがない、と夕方5時半頃に家を出た。

ゴールデン街の様子を撮影しておけば良かったが忘れていた。

ただ本来、あの街の路上は撮影禁止区域なんだな。

 

延べ7件だかを巡回し、5時間ほど飲んで、そこそこ酔った。

飲み歩きをサボっている分、酒に対して弱っている。

 

0時前に帰宅して、ナレーションを収録し直したが、どうにもマイクの調子が悪い。

2時間ばかし格闘して、先ほど、原因が判明したが、さすがに2時を過ぎ、気力も尽きてきた。

本当は日曜の夜にアップしたい1週前予想。

2週前に登録馬が発表されるGⅠの場合は、十分な準備期間を取れるわけだから、特に早くアップしたいのだが、それが叶わず無念。

 

月曜の夜、どうにか日付が替わる前には。

 

 

 

予想ライブを始めてみた4つの理由

www.youtube.comてな感じでライブをやり始めて1ヶ月ちょっと。

毎回たくさんの方に集まって頂いてありがたい限り。

 

YouTuber的に言うと、正直、ライブ自体で稼げるものではない。

ただ、私は専業YouTuberではないので、そんなことはどうだっていい。

 

では、なぜライブをやるかと言えば、理由はあれこれある。

 

まずは単純に、平場の予想をやっていきたいということ。

その中で「自分がなぜ、その結論に至ったのか」を、ナレーションではなく、ライブという即興の場で(ある程度、メモ書きみたいな物は用意しているけど)自分の言葉で伝えることができるか。

 

年末年始、酒場やらどこやらで「2017年はどんな年だったか?」という会話の度に、

「伝える1年だった」

と話した。

清水寺よろしく「漢字一文字では?」と聞かれたら「伝」と答えた。

 

「伝える」と「伝わる」は違う。

伝え方というのは難しい。

その修行の一環として、ライブは良いのかな、と。

ゴールデン街という良い道場もあるけれど。

 

次の理由として、いつも動画を見て下さる方々に対して、他に何かできることは無いか、を考えた結果というのがある。

動画のコメント欄を見ても、とても素晴らしい、真面目な競馬ファンの方々が書きこんでくれている。

そういう人たちのお陰で、私は動画投稿を続け、幾ばくかの収益も頂いている。

ライブが何の役に立つかは分からないけど、とにかく一人でも二人でも喜んでくれる人がいれば、それだけで続ける価値はあると思っている。

 

あと、純粋にYouTuber的見地に立った動機として「同ジャンル他者との区別化」という理由もある。

 

それなりのチャンネル登録者や再生数を持ってる他の競馬YouTuberさんというのは、皆それぞれ、何かしらのストロングポイントを持っていたり、あらゆる工夫を積み重ねている人たちだと思う。

あまり他の人の動画は見ないけど、そこはどんな世界でも同じで、人と同じことをやっていても上に行くことはできない。

だから私は、単純に数字だけで尊敬する。

 

私は、冴えない、そこらにいるオッサンである。

 

例えば一般的なYouTuberで、未だに「メントスコーラ」みたいなことを「やってみた」的な動画を上げる人がいると思う。

しかし、それを今さら、普通の若者がやっても注目を集めることはない。

今さらやっても注目されるのは、よほど他の何かに秀でている人だけ。

例えば、ビジュアル的に優れている女子が水着でメントスコーラ風呂に入るとか。

もしくは100歳のお年寄りがやるとか。

あとは元からの有名人か。

こういうことを言うと差別的な何かに聞こえるかもしれないが、それが現実だからしょうがない。

 

亡き名コラムニスト・ナンシー関氏が残した名言。

「タレントの価値と仕事量は反比例するという公式がある。ある、って私が作ったんだがな。(例・安室奈美恵×笑って手を振る=10、猿岩石×ユーラシア大陸横断=10)」

YouTubeの世界にも、まさにこれが当てはまる。

 

そして最後の理由。

 

1.「週末まっすぐ帰宅してライブをやる」

2.「飲み歩けない」

3.「お財布と身体に優しい」

 

これが何よりかもしれない。

 

とか言いながら、明日はゴールデン街の「桜祭り」へ繰り出してきます。

お祭りだもの。